不感症の詳細

●性的意味
精神のストレスや生理学的問題とに分けることが出来る。両者が密接に関係している場合もある。男性は勃起障害や射精障害、女性は一般的な性的刺激で興奮しづらいなどとも考えられている。
性的な意味では解剖学的にも生理学的にも、最初から男性や女性に何かが欠けていておこるものではなく、性的な感情が何らかの要因により抑えられ、精神的な問題などからおこるとも言われている。好きでも嫌いでもない、どう思われてもいい異性と性交をすると、頭も体もリラックスしてイケることが多いという不思議なことが起きることも大いにあると考えられている。

●社会的意味
社会的な面では、人格形成期においての体験や環境、性格的な問題により人間を人間らしく生かしている、豊かな感情や他人への共感、思いやりや感動する能力、思考力や洞察力などが著しく欠けているとされる「不感症気質」「パーソナリティ障害」としての問題として扱われる場合がある。社会的には、心理面や精神疾患の結果だったり、発達障害の結果や性格面の問題であったりし、なかなか一括りには出来ないことが多い。社会生活における不可欠な要素である、精神活動が脆弱であるがために、周りの人間が困ったり迷惑を被る可能性もあり、本人のコンプレックスになっていたりするケースもある。

●女性の性的症状
経験不足や緊張のし過ぎ、あるいは男性のテクニックや愛撫の方法にも原因があり症状に繋がることがあると考えられている。
幼女時代の性的いたずらの体験、父や兄などの行き過ぎた寵愛、男性への憧れ、イメージと合わない夫、性交が失敗することへの不安、夫のインポテンス、夫に対する心の葛藤、男性の早漏、性交に対する恐怖や罪悪感などが原因になる。
イクことを経験していたのにもかかわらず、のちに感じなくなる原因には、夫への不信などの夫婦関係の崩壊、不倫関係、妊娠することへの恐怖心、疲労や精神的ストレス、心身の病気、ピルの服用などが考えられる。

●男性の性的症状
男性の性的ケースでは、インポテンスや遅漏、特殊な性癖といった問題だと一般に考えられている。男性の場合は性交時に膣で感じないが自慰ではすぐに射精できるのが特徴とされている。

●一般的意味
不感症自体は明確な医学用語とは言えず、一般的には性的な特徴を、広義においては社会性の問題や精神疾患など様々な側面で使われるケースが多いと考えられている。